2007.04

いつきNET通信07年04月

上田さんちは大騒ぎ part25

 樹舎は設立14年を迎えた。あっという間の14年でした。この14年は、山越え谷越えの繰り返しでもありました。
 樹舎14年間のトピックスを書き出してみました。
① 14年間で3回の事務所移転。1回目は、印刷業低迷の時期に業務縮小のため。樹舎の前身はなんと印刷やさんでした。
古い1軒家から、ビルの1室へ。
2回目は、居宅介護支援事業の第1歩として。広いフロアになりました。
3回目は、あいち障害者センター設立と一緒に。現在の事務所は、あいち障害者センター理事長の存在があり、実現しました。現在の樹舎です。
② 麻里子、施設職員から印刷業へ転業。印刷業経験は一度もなく、訳あっての一からのスタート。そこには働く障害者がいました。訳は話すと長~くなるので省略。
③ 麻里子、慣れない印刷業で、泣きながら印刷機を回す。仕事に翻弄され、末期の父の看病が出来なかったことが心残り。
④ 孝、10年早い退職。樹舎にて二人三脚がはじまる。
⑤ 印刷業を廃業、障害者の居宅介護支援(支援費制度)をはじめる。
⑥ 孝、各団体の関係者と共にあいち障害者センター設立をすすめる。
⑦ 支援費制度からはじまり、障害者自立支援法に明け暮れた5年間。
⑧ 自立支援法のおかげで、何度も東京に足を運ぶ結果に。麻里子はその合間をぬって東京見物。
⑨ 麻里子、14年間で、プクプク増殖。これもすべてストレスですと開き直る。
⑩ 孝、頭のてっぺんが…。これもすべてストレスですと開き直る。

これからも山あり、谷ありの二人三脚。
いつきしゃは多くの木々(樹)が寄り集まってのやしろ(舎)です。
スタッフ、ヘルパー、メンバー、みんながここに根付き、大地に根を張り、それぞれの枝先をのばして、いろんなことが可能になる舎になるのです。

メンバーさんのページ  風に吹かれておでかけしましょ。

●4月から受給者証が新しくなります。契約更新が必要です。
 事業所とは改めて契約の必要があります。順次、更新の手続きをさせていただきます。
 ⇒「障害福祉サービス」契約の方は、新しい受給者証(さくら色)と、事業者記入欄別冊(青色)をご用意ください。
 ⇒「移動支援」契約の方は、新しい受給者証(うす緑色)と、古い受給者証の事業者記入欄別冊(レモン色)をご用意ください。
 
●「重度訪問介護」と「身体介護」を受けられている方
 「重度訪問介護」と「身体介護」の内容を、同じ事業所から受けることはできません。
 ⇒他の事業所が見つからない場合、区役所に相談し、別事業所が見つかるまでの間、一時的に同事業所から受けることができます。
●「家事援助1.5時間以上」「身体介護3時間以上」が必要な方
 「家事援助1.5時間以上」「身体介護3時間以上」が基本となります。
 ⇒その以上の時間での支援が必要な場合は、区役所窓口にて相談、受給者証に「1回当り○時間まで」と記載してもらう必要があります。
●2人介護が必要な方
⇒「障害福祉サービス」の場合、区役所窓口にて相談、受給者証特記事項欄に「2人介護可」と記載してもらう必要があります。
⇒「移動支援」の場合、区役所窓口にて相談、受給者証に「2人派遣:○時間×2人/月」と記載してもらう必要があります。
● 「居宅介護」で外出支援を受けられている方
区役所窓口にて相談、「通院介助」の支給決定が必要です。

※ 新しい受給者証が届いたら、メンバーさんの必要な支給内容と支給量が記載されているかどうか、ご確認ください。

●利用者上限負担額の名古屋市の独自の軽減措置(平成21年3月まで)
先月号で、国の新たな軽減策を紹介しましたが、名古屋市独自の軽減策が出されました。通所施設・在宅サービス利用者に対する負担軽減措置が実施されます。

国の軽減策では、預貯金等単身500万円、家族あり1000万円までという資産要件がありましたが、名古屋市はこの要件を使わない(撤廃)としました。また、50万円未満の一般についても、1/2の軽減をするとしました。

※上限負担額の軽減により、「上限管理対象者」に該当されるメンバーさんは、上限額管理事務を依頼する必要があります。
⇒受給者証の上限額管理対象者該当の有無に、「該当」と記載されている方で、複数の事業所を利用されているメンバーさんは、管理事務を依頼する事業所を決めます。
⇒「上限額管理事務依頼(変更)届出書」と「受給者証」を、区役所へ提出する必要があります。

●市事業の地域生活支援事業(移動支援・地域活動支援)利用者月額負担上限額の見直し
地域生活支援事業についても現行の1/2へ引き下げるとしました。

※ 上限負担額の軽減により、複数の事業所を利用されているメンバーさんは、利用されている他事業所の情報をお知らせいただき、上限額管理にご協力ください。

ヘルパーさんのページ  健康管理してますか。

ヘルパー研修会のお知らせ
日 時: 5月  日19:00~21:00 センター2階研修室にて
     5月  日10:00~12:00 センター2階研修室にて
テーマ:未定
******************************

 花粉症の季節です。外出支援のとき、鼻がグズグズして大変…そんな方多いですよね。
 ヘルパーの加藤さんから情報をいただきましたので、紹介します。

 ――― 花粉症(アレルギー)はビフィズス菌減少症。

 ビフィズス菌(乳酸菌)を増やすには、ヨーグルトが効果的だそうです。ヨーグルト効果をアップする食品の組み合わせは、もずく、めかぶ、わかめなど。アロエ、キウイ、納豆(黒豆)、オクラ、モロヘイヤ、ニガウリ、ネギ、タマネギ、ラッキョ、などなど。ネバネバがいいようですね。あとカルシウムと適度な運動がよいようです。甜茶、シソの葉もいいと聞きます。
 いずれにしてもストレスをためないことです。ストレスの増加で腸内菌のアンバランスを招き、悪玉菌を増殖させるようです。 ――みなさんの花粉症対策、情報お待ちしております。
 ――― 福祉現場のかかえる深刻な問題。

 近所の高齢の方との立ち話。「デイサービスの経営者が変わった。よくしてくれた職員がいなくなった。デイサービスでご一緒の老夫婦の方が、老老介護で奥さんを老人ホームに入れた。奥さんは手押し車で移動をされていたけれど、ホームでは危ないという理由で車椅子での移動となって歩けなくなった。帰りたいというけれど、お互い介護できなくてとご主人は泣いてみえた。」など、お話を聞きました。
 高齢者の介護現場も、障害者の介護現場も、今大変な経営状態に置かれているため、余裕をもった職員配置も、ゆとりのあるケアや支援もできなくなっています。現場で働く介護職員やヘルパーさんの身分保障も生活保障もできない中で、介護福祉への意欲、働き甲斐をなくし、やめていく人も多いとききます。そのしわ寄せは、利用される方々にふりかかっています。
 樹ネットワークも同じです。何の保障もできない。でもヘルパーの皆さんの協力がなければ、メンバーさんの生活を守れません。大変な状況ですが、気持ちだけはゆとりを持ってがんばっていきましょう。

 ――― ヘルパーさんをご紹介ください。

 高齢者の訪問介護も含め、支援の拡充をはかるため、ヘルパーさんを募集しております。

制度のひとりごと **********

移動支援:ヘルパーさんの交通費
活動中にかかるヘルパーさんの交通費、経費は、メンバーさんの負担になります。
移動支援における「ヘルパーさんの交通費」とは、事業所からサービス開始地点(往路)までと、サービス終了地点から事業所(復路)までの、それぞれヘルパーさんが移動する際にかかる交通費のことをいいます。
この交通費は事業所が負担するものですが、通常の事業の実施地域を越えた活動の場合、メンバーさんに負担いただくことができます。
負担いただくのは、通常の実施地域を越えた部分の交通費です。
事業所までの交通費全額を負担ではありません。
実施地域と、実費負担額については、事業所ごとに違います。重要事項説明書等に記載されていることが多いので確認をしましょう。

あいち障害者センター通信から

愛障協・きょうされん愛知支部、愛知県知事「弱い、悪い遺伝子」と障害者を表現したことに抗議。
4月2日、愛知県の神田真秋知事は、新入職員への訓示で福祉の心にふれ「遺伝子にはいい遺伝子と、生き物の宿命として弱い、悪い遺伝子がある。悪い遺伝子が表に出ることや、いい遺伝子だけが表に出ることもある」とし、「弱い、悪い遺伝子を持ち、それが表に出て生まれてきた人にもきちんと対応しないといけない。社会的に弱い人、本人の努力にもかかわらず、世間で日の目を見ない人に行政として力を貸し、サポートするのが福祉の心」と発言。
午後に行われた会見でも「遺伝子」に触れ、「もう少し良い表現があったかもしれない」とまったく反省の姿勢をみせなかった。
こうした報道を受け、3日夕方までに81件の抗議が寄せられる中、夕方緊急記者会見が行われ、神田知事は「不適切だった」と謝罪、発言を撤回した。
4月4日、愛障協が県秘書課に申し入れ
愛障協は、2日の発言を受け、4日10時半から秘書課に緊急申し入れを行った。申し入れには当事者・家族・関係者11名が参加。申し入れには、きょうされん愛知支部も参加し、秘書課主幹に愛障協、きょうされんそれぞれ申入書を手渡した。
愛障協は、3日夕方の謝罪会見も含め、「知事の障害認識は間違っている。発言は間違っていたとしていない」「親の気持ちがどんなものか判っているのか」とし、「今回の知事発言の原稿、アドバイスはどこの課が行ったのか。その部局の責任は重い。また、知事自身であれば一層責任は重大」と指摘した。
愛障協として以下の3点を求め、秘書課は後日文書で回答するとした。

愛障協、申し入れ文書

「弱い、悪い遺伝子」発言に対し、神田知事の正式謝罪、
県職員の障害及び障害者への正しい理解教育を求めます。
(中略)
1.発言の撤回と障害関係者へ謝罪すること。
2.あらためて「福祉の心」についての考えを表明し、全職員に文書を配布すること。
3.県として、障害および障害者の正しい理解と接し方についての指針を障害関係者を含め作成し、職員研修を行うこと。

|